熊本最多樫樽保有蔵

大石秘蔵樽
熊本・球磨川の流れを遡り上流を目指し、たどり着いた最後の焼酎蔵・大石酒造場が水上村にあった。霧の立ち込む静かな佇まいの蔵には透き通ったきれいな伏流水が滾々と湧き出ていた。湧き出た水は石壁を伝わり心地良い水音をたてながら流れて行く。この水音がこの蔵のメロディだ。この仕込み水から生まれた米焼酎がシェリーやラム・アイラなど様々な樽に抱かれ眠っている。程よく焼き入れをした樫樽の原酒はコルクを抜くと辺り一面に高貴でベルベットのような柔らかい香りが漂い脳に伝わり反射的に心の落ち着きを与えてくれる。専務は一樽一樽コルクを抜き眠っている酒に挨拶をさせた。私も「こんにちは」と会釈をし口に含んだ。人と同じでそれぞれの性格を見せてくる。複雑な香りは木々やナッツ・果物・花など様々に顔をよぎって行く。近月この原酒の中から『星羅-せいら』というネーミングで琥珀の焼酎が発売される。是非、皆様に飲んで頂きたい球磨焼酎だ。
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