めでたい酒!春雨カリー

春雨
沖縄・那覇市の小禄に文化財に指定された蔵、あの宮里酒造所がある。泡盛業界では知らない者はいない宮里徹が率いる屈指の銘柄「春雨-はるさめ」である。琉球の文化を語るにはこの酒は欠かせない。「古くも香り高く 強くもまろやかに からくも甘い酒」これはすべての蒸留酒に当てはまりこれを皆理想とする。春雨は朱色をベースとしたデザインだがこの色は王朝時代格式の高い家系が使用出来る色で色によって位が分かるようになっていた。宮里家は格式の高い家柄だった事が窺える。良質のタイ米と黒麹で発酵を行うがピーク時のもろみはタンクの中でまるで龍が舞っているかの如くもの凄い自然対流を見せてくる。黒麹によってグレー色に染まったもろみはやがて静かな気泡に変わり蒸留のタイミングを迎える。蒸留温度は95~100度の常圧蒸留で行う。最初に出てくる初留は力強く高貴な香りを放つ、そしてまろやかさを持つ甘い香りに変わって行く。春雨の5年物は他の蔵の10年物に匹敵する特殊技術を持っている。正にクースだ!関東から北の人に多いが「泡盛はちょっと・・・」という人がいるが、それは琉球文化の理解不足でもある。琉球の歴史や文化を顧みたときこの「泡盛」は琉球の人々にとって魂の酒なのである。春雨カリー、カリーはめでたいという意味が込められておりラベルにも小槌や稲穂が描かれている。他の泡盛とは違い癖もあまり無く芋焼酎を飲めれば全然いける酒だ。是非、このめでたい酒をお試し頂きたい。ちなみに写真の酒はカリーの上のゴールドです。
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