清酒発祥の地!大和の國から

無上盃
奈良の今市町に「豊祝・無上盃・貴仙寿・吉兆」を醸す奈良豊澤酒造の蔵がある。兵庫県にも豊澤酒造というのがあるが、どうやら親戚のようである。紛らわしさを解消するため奈良の豊澤酒造では頭に奈良をつけた。今回紹介する「無上盃-むしょうはい」の始まりは「猩々-しょうじょう」が描かれた江戸時代の絵画から始まる。右側の瓶の胴ラベルには猩々たちが汲めども尽きぬ大カメから酒を汲み浮かれている者、酔って寝ている者、盃を進めている者などが精細に描かれていて髪の毛の赤色などは江戸時代のものとは思えない鮮やかさを保っている。現在純米吟醸は製造を中止されているが、純米大吟醸は好評発売中で根強いファンが付いている。無上盃は私が構成をした酒で、ネーミングは元東京農大教授の小泉武夫先生が横浜の居酒屋で発案したもので「これ以上の酒は無い」としう意味が込められている。また、書体は国宝・東大寺の上野道善氏にお願いし7ヶ月もの時間を要したほどだ。山田錦を100%使用し、精米歩合を50%にし、価格は3090円の税込みである。正にこれ以上の酒は無い!国が指定する現代の名工にも選ばれた藤澤忠治が精魂込めて醸し上げた酒は、上品な吟醸の香りと米の旨味が見事に調和した辛口仕立ての高級酒である。気心の知れた仲間と、そして贈り物にも最適の一品である。
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