山小舎の蔵 萬膳

萬膳
鹿児島・霧島の山中にひっそりと熱く芋焼酎を造る蔵がある。そうあの佳酒を造る鹿児島最小の蔵・万膳酒造だ。万膳酒造は山の小道を進んだ山中に仕込み蔵と貯蔵庫、そしてゲストルームがあり、そばには清流が流れ心洗われる清純さを感じる場所だ。川面は清流の魚が跳ね鶯が飛び交う。清流の流れる音と鶯の鳴き声がここのメロディだ。万膳社長と息子の尚幸は仕込み中はここで造りに没頭する。原料には鋭く目を光らす社長、芋はもちろんのこと麹米にもこだわり日本中を駆け回る。そうして造られた酒は、黒麹の「萬膳-まんぜん」白麹の「真鶴-まなづる」黄麹の「萬膳庵-まんぜんあん」を中心とするアイテムだ。もろみは地中に埋められたカメで仕込み、蒸留は木桶蒸留器で行う。蒸留された原酒はトンネルあとの貯蔵庫に入れられ熟成の時を待つ。庫内は15~20度の一定の温度で酒にはもってこいの熟成環境だ。2・3年と熟成された酒は、ナイーブな香りを放ち口当たりは実にまろやかで伸びがあり、ついつい盃が進んでしまう仕上がりである。生で良し、ロック・水・お湯で良しとオールマイティにお好みで行けるが、私は、ロックがいい。今宵美味しい料理とじっくりやりたい酒だ。
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